2014-2015年度 職場体験発表会

職場体験発表会2015「文京区中学生職場体験発表会報告」

日時:平成 27 年 2 月 6 日(金) 午後2時より
場所:アカデミー茗台 1階レクリエーションホール

東京本郷ロータリークラブ 社会奉仕委員長 新里 時夫

 この事業は文京区教育委員会が主催、東京本郷ロータリークラブが共催として平成 18年から継続されている事業です。報告会の当日は、当クラブから柴山会長を始め 12 名の会員、また鈴木ガバナーや茂木地区青少年奉仕委員長をはじめ他クラブや地区からもロータリアンが参加して、中学生、ご父兄、教職員の方々とともに熱気の有る報告会が行われました。原口洋志文京区教育委員会教育長、柴山修一会長の開会挨拶の後、文京区立第1中学校から4名、文京区立第3中学校から6名、文京区立第6中学校から9名の代表者により職場体験が報告されました。
各校ともに趣向を凝らした報告は、中学2年生とは思えない出来栄えでした。特に第6中学校の寸劇風に仕立てた報告は内容も充実していて素晴らしい発表でした。その後、職場体験受け入れ事業所を代表して、日本サッカー協会/サッカーミュージアムの小野沢洋様から、受け入れ体験の報告がなされました。そして、報告会の最後の 30 分間には、3中学から2名ずつ合計6名による、『はたらくことについて〜職場体験を通じて〜』をテーマに意見交換が行われました。斉藤 陽彦会員がこの意見交換会のコーディネターを担当し昨年に続いて素晴らしい進行役をされました。
今回の発表者は、出版社、国立博物館、保育園×2名、などの教育等での体験者や、和菓子製造、イタリア料理での体験者等、それぞれ異なった職業と環境での体験を通じて、社会に奉仕することの大切さをも学んだとの言葉が聞かれました。また、体験後のアンケートでは、「働く上で必要だと思った事。」の回答では「学歴」というのは殆んど無かったのにもかかわらず、意見交換で「今、何のために勉強をしていますか」に対する答えでは、良い成績を取り、良い学校に進学するのは、なるべく良い企業、希望する企業へ就職する為とほぼ皆が回答した点が興味深いと思いました。