未来にはばたけ!少年少女野球大会 in 東京ドーム 2022

東日本大震災の被災地の子供たちを応援する本大会は、震災の2年後の2013年、東京本郷ロータリークラブが主導し、多くの皆様のご支援を仰ぎ、プロ野球の聖地、東京ドームで第一回大会を挙行致しました。

―東北の子供たちに夢と希望を―の旗印を掲げた東京ドームには、未曾有の被害を受けた東北3県(岩手、宮城、福島)から選抜された6チームに、同じく選抜された地元・東京の選抜チーム2チーム等が参加。交流試合はじめプロ野球OBによる野球教室など、憧れの舞台に立った子供たちは、明るくハツラツとしたプレーを繰り広げ、併せて互いを思いやる気持ちや友情を深めるなど、有意義なイベントとなりました。

大会はその後、クラブ会員企業シミズオクト様に引き継がれ、概要の見直しなどを経て、コロナ感染の拡大が叫ばれた2019年大会まで、7年にわたり被災地の子供たちに寄り添い、震災復興事業として継続してまいりました。 また、この間ご支援、ご協力を賜りました報道関係の皆様には改めて御礼申し上げます。

震災から11年余が過ぎ、被災地の復興、復旧は確実に進んでおります。しかし、原発被災地の福島県においては、今なお先が見通せず、苦しんでいる方々も少なくありません。

震災で得た経験、教訓を風化させることなく、次の世代に引き継ぐことは、大会に携わってきた者の使命と考え、この度、東京本郷ロータリークラブ、一般財団法人シミズオクトベースボールアカデミーの共催により、8月2日(火)、3年ぶりに福島県の子供たちを招いて、東京ドームで開催致しました。堀内恒夫元読売巨人軍監督もスーパーバイザーとしていらっしゃるグランドで子供達は素晴らしいプレーを繰り広げました。

グランドには、未来にはばたく子供達 保護者 関係各位の笑顔が溢れていました。