エンドポリオ チャリティーコンサート開催(2023年5月13日 東京オペラシティ・リサイタルホール)

東京本郷ロータリークラブと第2580地区の有志7クラブが共催し、エンドポリオチャリティーコンサートを東京オペラシティ・リサイタルホールにて実施しました。そして、企画・他クラブへの例会参加での共催と協賛金の要請・集客の段階から東洋大学生ボランティアメンバーがエンドポリオと感染症の歴史を事前学習した上で参加し、また演者として東京音楽大学卒業生、広尾学園合唱部在校生・卒業生に参加して頂くことができました。当日は彼らとその友人など大学生と中高生も参加した開場において、ポリオと感染症の歴史と未来をテーマにしたセミナーを取り入れました。具体的には①エンドポリに取り組む国際ロータリーの動画②1960年代の日本におけるポリオ流行時の様子のNHK動画③昨年2022年9月にアメリカNYでポリオ患者が発生したニュース④パートナーシップ団体であるビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同会長であるビル・ゲイツ氏による感染症に関する2015年4月TED収録動画などをコンサート開始前と終了後にプロジェクターを用いて放映すると共に会員による解説を加え、直近3年間の新型コロナウィルスによるパンデミックの経験を踏まえ、これから人類がポリオやコロナなどの感染症とどのように向き合っていくべきかというテーマについて共に考える機会を提供しました。

(広尾学園合唱部)

収支としては、収入(協賛金・チケット代・当日募金等)が約120万円、支出(会場費・パンフレットやチケット作成料等)が約30万円、合計約90万円を今回のコンサートイベントによって寄付できることになりました。皆で勉強しました、「ゲイツ財団がその2倍を提供」してくれますので、合計約270万円のエンドポリオへの貢献となります。

そして、何よりも大きかった成果は、大学生・高校生・中学生たちが口を揃えて言ってくれていたのですが、今回のイベントに感動してくれたこと、感染症についてとても勉強になったこと、そしてロータリー活動の意義を理解してくれたことです。当日参加のみのボランティア学生の中から東京本郷ロータリークラブとの継続的なボランティアメンバーに参加してくれることになったり、女子大学生と女子高生が夢を共有し連絡先を交換し合ったり、感動が行動を生み出すということが良く分かったなどのコメントも頂くことが出来ました。

(東洋大学生ボランティアメンバーと)

そして我われ東京本郷ロータリークラブのメンバーも次のステップとして、18歳以上の人びとが集まって、地域社会のリーダーと意見交換をしたり、リーダーシップと専門的なスキルを育みながら、楽しく奉仕活動を行うローターアクトクラブ設立に向けた具体的なアクションを起こしています。

(リーダー:星野大記)